A：化学の視点から見れば、ヨードチンキを無色のヨードにさせることは「還元」と呼ばれる。つまり、化学変化の知識がもっていれば、一定な比率の還元剤を入れれば、ヨードは「脱色」することができる。どういう還元剤を入れれば、そういう効果が出るのかというと、現在知っている限りでは、下記のようなもの：stannous chloride、sodium thiosulfate、ブドウ糖、ビタミンC、酵素、レモンジュース、レモン酸、レモンオイル、無患子サポニン、L-Ascorbic酸などである。

 無患子では、一番純粋かつ効果的な部分は無患子サポニンである。これはすべての無患子から抽出したエキスです。完熟した無患子の色は茶色から濃い茶色で、無患子サポニンはほとんど果皮や果肉から抽出したものなので、無患子の商品は必ず茶色から濃い茶色にならないと純粋なものとはいえない。

A：無色や白の無患子商品が良く見られるが、こういう商品には無患子サポニンの比率がどのくらいあるのかは不明です。無患子が茶色であることは事実ですので、その無色や白の無患子商品にはまったくサポニンがないか、非常に少ないサポニンしかないかと思われる。

A：無患子のPH値は3.8∼5.5の間で、人間の皮膚のPH値と同様ですので、無患子から作った商品が皮膚に優しいのは当然なことになります。テストペーパーで試してみれば、お使っている無患子商品が純粋かどうかは証明できる。

A：容器一つ、同じ比率の水、油、とテストしたい商品を準備して、普通の食器洗剤で実験する。まず、容器に水を入れ、次に同じ比率の油をいれ、最後に洗剤を入れてから、手で軽く混ぜて、化学反応を起こらせる。そして、白いどろどろな液状物が出てきて、それは化学合成界面活性剤が油と化学反応で形成したものです。商品には化学合成界面活性剤が添加されていれば、この方法ですぐ分かる。